自分だけの道
2011年11月4日
「生きる」ということは、
他者が書いた教科書に従うことではありません。
「生」とは、自分で発見し、自分で創造していくものです。
もし、あなたがあなた自身の人生を生きないならば、
その人生は模倣と順応だけの生になってしまうでしょう。
私たちは、自分だけの人生を創造していくことができます。
自分だけの生を発見し、創造するためには、
精神はあらゆる外部の影響から自由でなければなりません。
社会、文化、伝統—といったものに順応しているなら、創造はありません。
親や教師の言葉に従うだけなら、自由な生の発見はありません。
世の中には、様々な思想、宗教、教え、伝統—といったものがあります。
しかし、そのようなものに従属するならば、
その生は他者とまったく同じコピーになってしまうでしょう。
そのように模倣し、真似をすることが「人生」でしょうか?
他者と同じ思想や考え方を持って生きるところに、創造性はあるでしょうか?
自分で「生」を発見していくこと。
自分で「人生」を創造していくこと。
自分だけが見出すことができる「世界」を創っていくこと。
自分で発見し、自分で感じ、自分で自分だけの「生」を創ること。
それこそ、真に「生きていく」ということです。
それはいかなる順応も、模倣も、従属もない生です。
あらゆる社会、文化、伝統、一切の思想、考え、意識を超越し、
まったく異なる生き方、まったく異なる生の次元を見出すこと。
全てを超脱し、超越し、自分一人で生の探究に乗り出すこと。
その精神の独立性と単独性こそがまったく新しい人間を創造し、
世界全体の意識にも大きな変革をもたらすのです。
生の革命は、個人である私たち一人一人から始まります。
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