天使のメッセージ NO.6
2013年8月12日
野に咲く一輪の花を見つめてみましょう。
その汚れのなさ、欲のなさ、その純粋な美しさを。
花は、何も求めず、望まず、
どんな試行錯誤もすることなく、
こうありたい、ああなりたいと思うこともなく、
ただ生き、咲いています。
花の真の美しさは、そこにあります。
花は、自分を誰かに押し付けたり、
相手を非難したりすることはありません。
また、自分を守ろうとしたり、守るために闘うこともしません。
その無防備さ、自分に囚われなくある姿、
全てを開け放って何ものにも縛られない姿、
それが美であり、無垢であるということです。
自分にしがみつき、ひたすら自分を守ろうとする心の闘争。
そこに人間の苦しみの根があります。
いかに人間はいつも自分に執着しているか、
そのことに気づいている人はどれくらいいるでてしょうか。
この気づきこそ、人間に必要なものです。
もしこの気づきがなく、ただひたすら自分に執着して生きるならば、
やがては心のバランスを崩し、自分を壊してしまうことになるでしょう。
花の純粋さ、単純素朴さを見つめてみましょう。
そこには、人間の心の自由の秘密があります。
美は、自分に執着しないところにあります。
同時に人間の心の真の自由も、そこにあります。
なぜなら、自由と美は同じ一つのものだからです。
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