苦しむことの大いなる意義

2013年2月28日

苦しみ抜いてこそ、人は真の人間としての豊かさを見出します。

それは、その人自身が自分にもたらされた苦しみを体験することで知恵を育み、、

それによってごく自然に起こる「人間」そのものの変容と新生です。

宇宙の摂理がその人に背負わせた苦しみは、その人を変え、新生させるためのもので、

いわば人間は宇宙の摂理と力に引っ張られ、導かれながら生まれ変わるのです。

 

私たち人間は、この「生」の中で何度となく立ち止まり、道に迷い、途方に暮れるでしょう。

生とは何か、生きるとは何か、人間として生きるとはどういうことか、

自分の生きる意味とは何なのか、なぜ生きるのか、なぜ苦しまなければならないのか─

人間という存在には逃れられない苦悩、運命、それに対する心の叫びが常にあります。

人間は「生」という未知なる旅の途上で迷い、悩み、見失い、苦しみます。

 

しかし人間に与えられた苦悩というものには意味があります。

苦しむということ─それは人間の偉大さでもあります。

なぜなら、人間という生命は苦しみ悩むことによって大いなる変容と創造を遂げるからです。

人間が持つその創造と変革の可能性は無限です。

それは同時に「苦悩」というものが持つ価値の無限性でもあります。

 

生の真理は、迷いと苦悩の経験を通ることで見出されるものです。

人生に途方に暮れ、どうしていいのか分からなくなって初めて、

人は「生」というものを自ら新たに発見していきます。

そのような苦悩、迷い、心の闘いそのものが人生を鍛え、精神を成熟させ、

これまでの古い自分の終わらせて新しい生を開花させます。

 

発見があるためには途方に暮れる必要があります。

迷い、途方に暮れることで新しい発見があります。

そしてその発見は、人間の意識そのものを、精神のあり方そのものを根本的に変えます。

人間の変容は苦悩より生まれ、その変容は人間の内なる偉大な「生の創造」であり、

その創造によって生は次元は無限に広がるのです。


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