真理を愛する人間
2013年2月13日
ある人はこう言いました。
真の哲学者とは「知恵と真理を愛する人である」と。
もしその人間が心から知恵を愛し、真理を欲する生き方をするならば、
それこそ哲学者と言えます。
哲学者というのは、
何か複雑な論文を書いたり専門知識を持っている人のことではありません。
大学の教授たちだけが哲学者というわけではありません。
真理を愛する人であるなら、その人は哲学者なのです。
真理への愛、知恵への愛は、誰にでも持つことができます。
それは全人類に開かれたものであり、
大学の教授だけが保持しているのではありません。
哲学者であるのに特別な条件や資格は必要ありません。
それを決めるものは、その人間の心なのです。
私たちは誰でも一から探究者になることができ、
同時に哲学者として生きることができます。
宇宙の真理は誰にでも開かれたものです。
それは無条件に、全人類に等しく開かれたものであり、
ある特定の人物だけが所有するようなものではありません。
教授と呼ばれている人々は、
名前だけが哲学者で真理への愛はまるでないかもしれません。
本当の哲学者であるとは、ただひたすら真理を愛する心を持つこと、
智慧を愛する心を持つこと、その探究をする心を持つことなのです。
そのような心を持ち、絶えず学び、発見している人こそ、
真の人間として、真の哲学者として生きることができるのです。
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