瞑想のあり方 NO.15

2013年1月25日

 

 

瞑想の運動は、宇宙と一つです。

人間と宇宙は一つであり、それは別個のものではありません。

宇宙とは全ての生命であり、個々の生命は宇宙の存在そのものです。

それは不可分な一つなるものです。

 

瞑想の行為は、決して宇宙から分離したものではありません。

人間は、宇宙の叡智なしに存在することはできません。

瞑想は、宇宙の流れと共にあるものです。

宇宙の刻々の流れそのものが、まさに瞑想なのです。

 

私たちは宇宙です。

「私」と「宇宙」は別なものではありません。

全てが一つの同じ生命です。

 

私たちの行為は、それ自体がそのまま宇宙の行為であり、

宇宙の刻々なる運動は、私たちの行為そのものです。

身体的な動きだけでなく、内面的な心の動きもそうです。

 

全ては宇宙の活動、生の運動であり、まさにそれ自体が瞑想です。

その宇宙の活動はそのまま宇宙の真理そのものであり、

その真理を知覚することが瞑想における英知の行為です。

真理の知覚こそ瞑想において重要なことなのです。

なぜなら、そのあるがままこそ宇宙の赤裸々な真理だからです。

 

私たちは宇宙であり、宇宙は私たち自身です。

宇宙それ自体が、一切の瞑想です。


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