子供たちへのメッセージ NO.2
2012年12月7日
あなたたちの社会では親や先生がいつも、
「こうしなさい」「あれはしてはいけない」と言いますね。
小さいころからずっとそう言われ続けているので、
それが全て正しいことであるかのように受け入れてしまいます。
しかし、親や教師が言うことをただ受け入れるだけでは、
あなたたちの人生はただのロボットになってしまうでしょう。
何が真実で何が嘘か、それはあなた自身が見つけ出さなければなりません。
親や社会に生きる大人たちが言うことを信じ込むだけならば、
あなたの生は軽薄になり、凡庸なものとなってしまいます。
あなたたちは何でもかんでも受け入れてしまっていないでしょうか?
それではいけません。
疑う心を持つこと、何が真実なのかを見出す自発的な心が必要です。
「こうしないさい」「こうしてはいけない」という言葉から自由でありなさい。
社会が言うことを簡単に受け入れず、自分で考えてみてごらんなさい。
もっと自分の足で立って、精神的に自立した心を持つのです。
しかしそれは、親や先生に対して反抗したり、冷酷になるということではありません。
あなた自身が自分で生の真実を探究し、発見するために、
そしてまた無限の可能性に満ちた人生を生きるようになるために、
自分で考え、自分で創造していけるような自由な精神を持つということなのです。
優しさを持ち、人々を傷つけず、冷酷になったりニヒルになったりせず、
または独りよがりになったり偏見をもったりもせず、
その中で大いなる自由な精神と独立心を持って生きること。
そのような精神であってこそ、あなたは自分で「生」を発見し、真理を見出し、
絶えず生というものを新たに創造していく人生を歩むようになるのです。
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