子供たちへのメッセージ NO.1

2012年12月6日

 

あなたたちは、

今のうちから「独りでいる」ということの大切さを学ばなければなりません。

ゲームをしたり、友達と一緒にいることは楽しいことかもしれませんが、

しかし人生というのはただただ遊ぶだけのものではないのです。

 

そこで、あなたたち一人でいても平気なほどに心の自由を養い、

決して寂しさや虚しさに打ちのめされない強さを持たなければなりません。

というのもそのような心がなければ、大人になってからも孤独の不安や、

友達がいなくなってしまうことの悲しみにとらわれるからです。

 

友達と一緒にいることだけに心をとらわれてはいけません。

快楽や享楽だけに身をゆだねてもいけません。

そのようなものばかりに心を縛り、執着することで、

悲しみや怖れが生み出されるからです。

 

ただ静かに、じっとどこかに座って耳を澄ましてごらんなさい。

ただ独りで目の前の世界を眺めるのです。

孤独そのものに親しみ、静かな心だけが持つ豊かさを見出すのです。

ただ独りで、静かに注意を払っていると、

あなたは周りのあらゆるものが生きていることに気づくでしょう。

 

鳥の鳴き声、虫たちの活動、草の緑の輝き、木々たちのささやき、星の運行。

その全ては生命の活動、生命の奇跡です。

この生命の活動に気づき、それに喜びと幸せを感じるには、

大いなる静けさの中で独りでいることが必要になるのです。

 

静けさはあなたたちの心の中にあります。

自分の内なる孤独に親しんでごらん。

そうすれば、新しい世界が開けてきます。

そして不安や悲しみを持たずに生きるとはどういうことかということも、

いずれあなたたちは自分で理解することができるようになるでしょう。


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