自然を見つめる心
2012年8月21日
私たちは、自然に対して感受性を持っているでしょうか。
多くの大人たちは、自然の神秘に対して無関心です。
毎日仕事や娯楽ばかりで、
あるがままの自然の美しさを味わう余裕と心を持ちません。
自然ほど、私たちの心を清め、豊かにしてくれるものもありません。
人間の精神を真に高め、安心させ、喜ばせるのは自然です。
あるがままの自然は純真そのものであり、
より多くの示唆と智恵を私たちに示しています。
私たちは自然の神秘から無限の霊感を得ることができます。
健全で神聖なものは常に自然の中にあります。
自然とは、宇宙であり、生命そのものです。
そこには測り知れない生の神秘性があり、
その無限の神秘を感じることは人間にとって大きな喜びです。
自然の中には、
人間が作り出した娯楽や快楽ではない純粋な喜びがあります。
それは自然─つまり宇宙─の奇跡を感じる聖なる喜びです。
自然―その万物の運動は、静止することなく動き続けています。
あらゆるものが動き、生きており、
まさに動き、生きているということ自体が自然の神秘です。
当たり前にあるものほど神秘を内包しており、
それはすぐそこに、私たちの目の前にあります。
生と宇宙の偉大な創造行為は、一瞬一瞬不断に生起し続けています。
それは永遠に続く生の創造であり、
その創造は人間にとっての永遠の喜びでもあるのです。
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