知られざる神秘、そして瞑想
2012年8月9日
瞑想は、未知なる生への旅です。
瞑想は新たなるものを見出す運動であり、
新たなるものは未知の領域にあります。
新たなる発見がなければ、それは瞑想ではないでしょう。
「生」とは、無限に新たなるものであり、
その新たなるものの開示が瞑想です。
知識は新しいものではありません。
知識とは過去であり、記憶です。
知識をいくら詰め込んでも、それは常に古いものです。
瞑想は知識に終止符を打つことであり、
それによって未知の次元を開くことです。
未知の次元にあるものは全て新たなるものであり、
それは一瞬一瞬の生の創造です。
生の神秘は、未知の領域にあります。
神秘は、永遠に知られざるものです。
知りえないからこそ、それは未知なる神秘です。
瞑想とは、宇宙の聖なる神秘に介入することであり、
精神をまったく異なる次元へと高めることです。
宇宙の神秘が永遠に未知なるものである以上、
瞑想もまた永遠に続く果てなき運動です。
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