賢者からの助言 No.7
2012年8月2日
「生きる」とは何だろうか。
毎日、会社や工場に通うことが生きることだろうか。
テレビや音楽、多くの娯楽に我を忘れることが生だろうか。
生きること、生きていく意味とは何だろう?
良い大学に入り、良い会社に入るだめだけに勉強をし、
不必要なまでに知識を頭に詰め込むことが人生だろうか。
伝統や信仰、宗教や他の指導者に従うことが人生だろうか。
他人や世間の真似をし、社会に従属すること、
文化や常識、流行や習慣の型にはまること、
はたしてそれが「生きる」ということだろうか。
「生きる」ということは、まったく別次元にある。
型枠や文化、常識や慣習にはまった人生は、真の人生とは言えない。
「生きる」とは、目覚めることだ。
命と生の真実に、宇宙の真理に。
覚醒なくして生はない。
命、宇宙に目覚めることこそ、我々が本来向かうべきところである。
生の覚醒、宇宙のへの目覚め─
それが起こるためには人は「真理」を探究しなければならない。
真理を探究し、見出すためには、
人は一切の従属や模倣、順応や習慣から自由となり、
まったく新しい次元から始めなければならない。
「生きる」ことは、真理を発見することである。
それこそが本当の生の意義であり、
また意義でなければならないものなのだ。
この真理の探究、そして真理への覚醒がないならば、
人は真に「生きている」とは言えない。
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