J.クリシュナムルティのメッセージ NO.36
2015年6月24日
私たちはありのままでいることを恐れます。
それは私たちが自信をもっていないということです。
そこで、なぜ私たちはありのままでいることを恐れているのでしょう。
なぜ、あるべき姿からではなく、ありのままから始めないのでしょう。
ありのままの自分を理解せず、
単にそれをあるべきだと考える姿に変化させようとするだけでは、
何の意味もありません。
心を用いて、何を人生でしたいのかを見出しなさい。
“自分自身”のしたいことです。
社会や理想がそうするようにと言ってくることではありません。
この探究に自分のすべてをささげるなら、そのとき私たちは革命家です。
そのとき私たちは、創造し、ありのままでいる自信を持つのです。
そして、そこには、たえず新たになる生命力があるのです。
しかし、そうでなければ、
私たちは他の誰かのようになろうとして、精力を消耗しています。
私たちがありのままでいることをこんなに恐れているのは、
本当にとてつもないことなのです。
なぜなら、美しさはありのままでいることにあるからです。
何か他のものに変化させようとせずに、ありのままと向き合うなら、
そのとき、私たちはその状態において、非常に大きな解放があり、
大いなる美しさ、大いなる智慧があることに気づくでしょう。
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