天使のメッセージ NO.15

2014年11月26日

herb

「愛する」とはどういうことか知っているでしょうか。
本当に人を愛するとは、どういうことをいうのでしょうか。

もし相手に報いを求めたり、その人に依存したりすれば、
それは愛とは言えません。
自分の報いを求めて人を愛するならば、
それは市場の売り買いと同じものになってしまいます。
相手が愛してくれるから、自分も愛するというのでは、
これも同じように心を売り買いするようなものになってしまいます。

では、本当に愛するとはどういうことをいうのでしょうか。
「愛する」とは、何の報いも求めず、与えているとさえ思わず、
ただ愛すること、ただただ純粋に愛することです。
自分のことを考えて愛するならば、それは愛ではありません。
本当の愛は、報いを求めない、ごく自然な無私の行為です。
そこには、「自分は愛している」「自分は与えている」という思いはありません。
ただ愛し、そのままであること。それが本当に愛するということです。

真実に愛するとはどういうことか、自分自身で見出すことが大切です。
もしこのような愛が持てなければ、
思慮深く、注意深く生きることはできませんし、
本当に相手や周りのことを思いやることもではないからです。

もう一つ大事なことは、
本当の愛があれば、あなたの心は自由であるということです。
恐怖や不安が伴うなら、あなたは本当に愛していないのです。
本当に愛するということは、あなた自身が自由であることです。
心が自由だからこそ、本当に愛することができるからです。
恐怖や依存、そうしたものなく純粋にただ愛すること―

このことを深く理解できれば、
「愛」と「自由」は同じものであることがわかるでしょう。
愛と自由は伴います。
どちらか一方が欠ければ、もう一方もなくなってしまいます。
愛があれば、そこには自由があります。
本当に心が自由ならば、愛も自然と生まれてきます。

愛するとは、あなた自身が自由であるからこそ、
何も報いも求めずに思いやることです。
そして自由であるとは、自分のことを忘れてただ愛することなのです。


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