静謐な時間を持つこと

2014年10月16日

イルカ

ただ静かに、静謐に、一日を過ごしてみましょう。
日頃の仕事のことや、人間関係のことなどすべて忘れて、
心と頭を空っぽに、フレッシュにして、一日を過ごしてみましょう。
そうすると、いろんなところで「気づき」が生まれるでしょう。

あなたは、日常があまりに忙しかったので、
ただ心静かに鳥の声に耳を傾けたり、
じっと注意して花の美しさを見つめる時間がなかったかもしれません。
しかし、本当はそのような時間の中にこそ人生の精髄があります。

世間のあれこれから離れ、心を空(から)にしてみましょう。
まるで、生まれて初めて地上に降り立ったかのように、
「新しい人間」として生きてみましょう。
すると、驚くほどに様々な発見をするでしょう。
あたり前の日常の中に、光り輝くものを見つけるでしょう。

あなたは気づくはずです。
あなた自身の「内面の光」に。
それがスピリチュアルの開花であり、瞑想の始まりです。

見ること、聴くこと、感じること。
そのすべてが瞑想の始まりであり、同時に終わりです。
そしてこの瞑想の働きは、永遠に続いていくものです。
瞑想はあなたに、より多くの「気づき」を与えるでしょう。

生活の中にある「本当の豊かなもの」に気づくためには、
心を開くことが大切です。開かれた心―オープン・マインド―。
それはあなたの中にあり、いつでもあなたと共にあるものです。
内面性の豊かさは、誰にも奪われることのないものです。
内面性の豊かさこそ、人間には必要なのです。

その日を、その一日を、まったく新しい自分で生きてみましょう。
全てから離れて、全てを忘れて、心を新たにしましょう。
そこから、あなたが知らなかった新しいあなたが生まれます。


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