タオイズムの言葉 NO.1

2014年10月2日

舞い散る葉っぱ

道(=真理)を見出した者だけが、
生の全ては「一つ」であることを知っている。
そのため道を生きる賢人は、
自分の判断や分別といったものを働かせず、
ただあるがままの自然に身をまかせるのである。

自然の働きのままにあるとは、
一切が「一つ」であるという道の境地をわきまえ、
心を何ものにもとらわれることなく、
平静に、広がりをもって大らかに生きるということである。

こうして宇宙の働きと完全に一つとなって、
ぴったりと一致して生きることこそ、
まさに究極の境地と言える。

人間の側の是非の判断や対立を超え、
ただひたすら自然に身をまかせ、
もはや「自然に身をまかせる」ということさえ意識しない。
それがまさに、道の境地である。


Trackback URL

http://spiritual-public-foundation.org/message/20161/trackback


世界を変える