J.クリシュナムルティのメッセージ NO.28
2014年8月6日
<在る>ことは<成る>ことよりも、はるかに重要である。
<成る>ことが完全に消滅した時、<在る>ことが存在する。
しかしこの<在る>ことは静止したものではない。
<在る>ことは常に動的なものである。
いっさいの意図的な努力が止まねばならない。
作為的な動きは心の欲望から生まれる。
どんな意図も、作為も、欲もない状態。
そうした初めて<在る>ことがある。
一輪の花のように、それはただ<在る>ことである。
一輪の花には、どんな作為も欲望もない。
しかし花は生きている。
それが<在る>ことである。
<在る>とは、宇宙である。
<在る>ことは社会的な常識や道徳の領域の中にはない。
それは社会的な公式を打ち砕く。
<在る>ことは、人為的なものではありえない。
<在る>ことは、生の本源、あるがままの命である。
<在る>ことこそ、生である。
<在る>ということに祝福があり、真理がある。
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