スピリチュアルな箴言 NO.10
2014年7月2日
「忘れないで」
忘れないで、あなたが生まれた星を見守っている空を、
その星の物語をひとつひとつ憶えていてほしい。
忘れないで、月を、彼女が誰なのか憶えていてほしい。
忘れないで、夜明けに太陽が生まれ出るのを、
あの一日のうちでもっとも力ある時を。
忘れないで、日没を、
そして夜にすべてが委ねられることを。
忘れないで、あなたが生まれたことを、
あなたに形と息を与えるために、
あんなにもあなたの母親が苦しんだことを。
あなたはあなたの母親の、あなたの祖母の、
あなたの曾父母の命の証。
忘れないで、あなたの父親を、もうひとりのあなたの命を。
忘れないで、あなたの皮膚である大地を─
この赤い大地を、黒い大地を、黄色い大地を、
白い大地を、褐色の大地を。
わたしたちは大地であることを。
忘れないで、草木を、そして動物たちの命を、
その数々の部族を、彼らの家族を、そしてその歴史を。
彼らに語りかけて欲しい、耳を傾けて欲しい。
みんな生きている詩そのもの。
忘れないで、風を。
忘れないで、その声を。
風はこの宇宙の始まりを憶えている。
忘れないで、あなたはすべての人間であり、
すべての人間はあなただということを。
忘れないで、あなたはこの宇宙であり、
この宇宙はあなただということを。
忘れないで、すべてが動いており、
それが成長して、それがあなただということを。
忘れないで、言葉はここから生まれたのだということを。
忘れないで、言葉は踊ることであり、
命であるということを。
忘れないで。
ジョイ・ハージョ
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