「自然」こそ、私たちを生かすもの
2014年6月11日
なぜ私たちは、こうも躍起になってお金を追い求めるのでしょうか。
あたかも人生というものがお金を稼ぐためにあるかのようです。
本来、私たちはお金がなければ生きていけない存在なのでしょうか。
この地球には人間が生きるために必要なものがすでにあり、
それと共に生きるならばお金を追い求める必要はありません。
生きるためには衣食住が必要です。
地球には広く豊かな大地があり、米や麦や野菜や果実を育てることができます。
衣類に必要な素材も自然から得ることができます。
住まいに必要な木や石も自然が与えてくれています。
ではなぜ「お金」というものがこれほど重要になっているのでしょう。
生命を養っているのは「自然」であって、お金ではありません。
お金があっても自然の恵みがなければ私たちは死んでしまいます。
私たちが呼吸できるのは、自然の空気があるからです。
その空気、酸素は樹や植物たちのおかげで存在しています。
自然こそが、私たちを生かしてくれています。
お金というものは人が作り上げた一つの制度であって、
生の本然とは何ら関わらないものです。
大地がなければ、私たちはどこにも存在できません。
どれほどお金をかき集めても、自然がなければ私たちは生きていけません。
人間、そしてあらゆる生命をを支えているのは自然であって、
制度としてのお金ではありません。
この本質的なことを忘れないこと、
気づいていることが大切ではないでしょうか。
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